私の旅日記
 2012年3月25日〜26日
 三重県 伊勢神宮 南伊勢の礫浦(さざらうら)  「南海展望公園 」 
  2012年3月25日(日)    三重県伊勢    最高気温11.4℃    
 今日は伊勢に1泊で旅行に行く日。
 旅館も予約し観光する場所もネットで調べ、プリントアウトし楽しみにしていた。
 美映は、珍しく弱気になって引っ越し準備をしていなかった事を後悔していた。
 やる事がいっぱいあり過ぎて、旅行どころじゃないという気分。 引っ越しが心配なのだ。 
 私も心配だったが、2日間、休みなく働いたので中休みと気分転換が必要と思った。
 旅行を思い切り、楽しんで来ようと不安な気持ちを押さえて出かけた。 
 主人運転の車に子供達は大喜びで乗り込んだ。
 途中、渋滞にあったが、無事 日本一の神社と云われる伊勢神宮の外宮(げくう)へ。。
 伊勢神宮にそびえ立つ樹齢500〜1000年と思われる巨木の杉に圧倒された。
 両脇に大木が茂る参道を歩いていると、おごそかで神聖な気持ちになってくる。 

 「お伊勢さん」「神宮さん」と親しみを込めて呼ばれる伊勢神宮は、
 単に「神宮」というのが正式名称。さまざまな神社のなかの最高位です。
 観光地や初詣の定番として人気の伊勢神宮ですが、最近のスピリチュアルブームで
 パワースポットとしても注目を集めています。
 五十鈴川のほとり、神路山のふもと、うっそうと茂る樹林につつまれ、参道には玉砂利が
 敷きつめられている。20年に1度の式年遷宮は1,300年間続いている。
 <外宮>
 衣食住をはじめすべての産業の守り神としてあがめられている、豊受大御神を祭ってあり、
 神宮参拝の順路はまず外宮から、というのが古来からのならわしです。
 巨大杉の木の太い根元の前に有佳里と光汰朗を立たせて写真を撮った。
 また幹の間から主人、有佳里、光汰朗が顔を、のぞかせた面白い写真も撮った。
 少し歩いていると知らないおじさんが「亀石だよ。写真はこっちから写すといいよ」と
 主人に話しかけていた。 よく見れば亀に見えるねと写真を撮った。
 歩いてくる人に「亀石」の説明していた。 親切なおじさんがいるんだね。(笑)
 外宮を1時間位、歩いてまわり駐車場に戻り、次は内宮に向かった。
 今日は日曜日のせいなのか、内宮に向かう車で、ひどい渋滞だった。 ガックリ〜〜
 7kmの距離を2時間以上もかかって、やっとたどり着いた。
 <内宮>
 内宮は、皇室の御祖先の神で、日本人の総氏神とも言われている、天照大御神
 (あまてらすおおみかみ)を祭っています。  先に出来たのが内宮です。
 内宮は、神社の中に川が流れている驚きの広大な敷地なのだ。
 参拝する人も外宮と比べて、かなり多かった。
 五十鈴川のほとりで写真を撮った。 神社の中の様子のビデオは →ここ
 川の流れは思ったより速い。 水を手ですくったりして少し遊んだ。 子供達は大喜び!。
 参拝のため列に並んだ。 今日がこんなに混雑していると云う事は、
 お正月はどんなだろうか? 関西方面、愛知方面からの参拝で道路も大渋滞になるらしい。
 内宮を出ると4時30分。 時間がないので有名なおかげ横丁に行く事は出来なかった。
 資料より
 約2000年前、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御杖代(みつえしろ)となった倭姫命
 (やまとひめのみこと)の長い旅路のはてに伊勢の地が選ばれたと伝えられ、
 ご鎮座以来続く行事などが数多くあります。
 江戸時代にはお伊勢参りが一種のブームとなり、日本中から参拝客が訪れました。
 神宮は、天照大御神を祀る皇大神宮(こうたいじんぐう)と、衣食住すべてに関わる産業の
 守り神と崇められている豊受大神宮(とようけだいじんぐう)があり、皇大神宮が内宮(ないくう)
 豊受大神宮が外宮(げくう)と呼ばれ、両大神宮の正宮(しょうぐう)と14の別宮(べつぐう)、
 109の摂社(せっしゃ)・末社(まっしゃ)・所管社(しょかんしゃ)を合わせ、125の宮社があります。 

    3月25日の続き    三重県伊勢   最高気温11.4℃    
 4時30分頃に内宮の駐車場を出て、南伊勢の礫浦(さざらうら)の宿に着いたのは
 5時30分頃になった。 部屋から海を見た。
 五ヶ所湾を見下ろす高台に建つ宿のため、見晴らしは最高!絶景!
 この旅館の口コミを読むと、活きのよい新鮮な魚介を贅沢に使った料理と
 五ヶ所湾を見下ろす展望は180度のパノラマの風景が素晴らしいとの意見が多かった。
 小さな旅館で建物が古いのが難点と思ったが、美映と相談してここに予約した。
 夕食の時間は6時半にしてもらい、まず露天風呂に入った。
 湯に浸りながらのパノラマ的に眺める湾内の景色も素晴らしいとの口コミがあった。
 今日は気温も低く、北風が吹いていたので、震えあがる寒さだった。
 湯船につかっている間は、いい気持ちだが、出たとたん強風の寒さにビックリ〜〜
 「これって我慢大会」と みんなで大笑いしてしまった。
 楽しみにしていた夕食が始まった。
 電話で伊勢海老のお造りを特別料理として頼んでおいた。
 お造りにする前に生きている伊瀬海老を見せてくれた。 
 光汰朗に持たせてくれたが 元気に動いていた伊瀬海老だったのに、ほとんど動かない。  →ここ
 残念だねと桶の中に置いたとたん、はね回って大暴れしていた。(笑)
 品数の多さにも驚いたし、さすが新鮮な魚を使った料理は美味しさが違う。
 鯛のしゃぶしゃぶで使った鯛の頭の兜焼きも、出してもらえた。
 最後に出てきた伊瀬海老の頭、あらで作った八丁味噌の味噌汁は絶品で感激した。
 良質の漁場を持つ五ヶ所湾ならではの美味しさだと思った。
 今朝、水揚げされたばかりの新鮮な魚をお造り、焼き、鍋(鯛しゃぶ)で食べる事が
 出来たなんて 中々味わえない最高の贅沢だと、大満足の夕食だった。

  2012年3月26日(月)    三重県伊勢    最高気温9.9℃    
 きのうは夕食を食べ過ぎ、苦しくて中々眠れなかった。
 5時頃に目が覚めてしまったので、少し睡眠不足だったが、朝風呂に入った。
 部屋に戻り、何気なく窓の外を見た。 地平線から太陽が登るところだった。
 少しづつ朝日が昇り、海を照らした。 幻想的な景色に感動!  ビデオは →ここ
 慌てて写真と動画を撮ったのだが、動画は太陽の光が縦線になって、うまく撮れなかった。
 すっきりとした頭で、明日の引っ越しに備えて今日、やる事を、段取りを考えて紙に
 書いて整理した。 今日は昼頃までに帰る予定なので、頑張ろうとやる気満!(笑)。 
 朝食は7時半にしてもらった。
 きのうのしゃぶしゃぶの鯛のあらの煮つけが出た。  美味しかった〜
 9時にチェックアウトして「南海展望公園 」に向かった。  資料より
 礫浦から相可に向う県道722号の途中、道標に沿って右折すると
 南海展望公園の駐車場に着く。 ここから階段を5分登ると展望公園。
 標高148.9mの小山を展望公園にしている。  頂上はぐるっと360°
 周囲に高所無く、五ヶ所湾を目の前にし、360度見渡すことが出来る。
 朝大も頑張って「南海展望公園」までの階段を登った。
 登りきったら、目の前に広がる広大な風景。 海って何故か心が洗われる。
 愛知の美映の家まで、渋滞もなく無事に着いた。 
 「2日間の運転、お疲れさまでした」と主人をねぎらった。
 軽い昼ごはんを食べて、引っ越し作業に、取りかかった。
 伊勢への旅で気分転換が出来たせいなのか、私も美映もやるぞ〜という気分になった。(笑)