私の旅日記

 2013年11月12〜16日
秋色台湾10都市大周遊5日間


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  2013年11月16日(土)  台北  「保安宮」  「忠烈祠(ちゅうれつし)」 「故宮博物館」
 台湾ツアー6日目
 「保安宮」  茶芸体験と民芸品店
 「忠烈祠(ちゅうれつし)」  「故宮博物館」 「鼎泰豐」(デンタイフォン) 

 今までのホテルの朝食は、たくさんの宿泊客が殺到して、ゆっくりと料理を
 選んでいられないし、落ち着いて食べていられる雰囲気ではなかった。
 昨夜、泊った「花園大飯店」(5つ星ホテル)は、違っていた。
 料理をお皿に取るのに、並ばないですむからだ。 小さな幸せ!(笑)
 パンも主人の大好きなクロワッサンが、何種類もあった。
  「保安宮」 資料より
 1742年に建立された、医学の神様である保生大帝をを主祀とする「保安宮」。
 「保安宮」は龍山寺、清水祖師廟と並び、台北の三大廟のひとつに、数えられている。
 「保生大帝」という医学の神様を祀ったお寺、ということで健康・長寿を祈りに
 来ているわけなのです。
 また日本占領時代は、徴用されて日本語学校として使用されていました。
 「保安宮」は、金ピカではなく落ち着いた感じのお寺だった。
 南国の台湾は樹の途中から根が伸びている「がじゅまる」が多い。
 茶芸体験と民芸品店へとバスで移動。
 この店は、高価な家具、調度品、芸術的な価値のある品物が、
 展示されていて見応えがあった。
 何種類ものお茶を入れてくれて、試飲をさせてもらった。
 美味しかったが、高価なお茶なので、私は買わなかったが。。(笑)
 次は「忠烈祠」へ。。
 ガイドの林(リン)さんが、見た方がいいと「衛兵交代式」がある10時に
 合わせて時間を調整してくれた。
   「忠烈祠(ちゅうれつし)」 資料より
 辛亥革命や抗日戦争で倒れた軍人・著名な政治家・国家に貢献のあった人々の
 英霊33万柱を祀る場所です。 入口に当たる大門から英霊を祀る大きな位牌の
 ある大殿までの間を朝9時から毎正時に儀杖兵によって行われる衛兵交代式の
 セレモニーが観光名物となっています。
 忠烈祠 入口の大門です。門の両脇には、台に乗り銃剣を持った衛兵が
 ピクリともせず直立不動で立っています。観光客の皆さんは、ここで記念撮影。
 衛兵を間に挟んでの記念撮影もなんら問題はありません。
 ただし、衛兵に話しかけたり、からかったりする行為は厳禁です。
 大門をくぐると広々とした中央広場です。実際には広場というよりは参道です。
 中央広場の参道を100mくらい進むと山門があります。
 陸・海・空軍より選抜された兵士が、1時間交代で大門と大殿を各2人ずつで
 守っている。任務に就くと1時間微動だにせず、立っているとの事。
 身長175cm 〜 195cm、体重制限もあり、厳しい訓練が課せられ、
 それを成し得た者のみが儀仗兵になれると林(リンさんから聞いた。
 給料は、それ程でもないが、退職後は、民間企業から特別待遇の高給で
 迎えられとの事で、台湾では憧れの儀仗兵だ。
 30分の衛兵交代式は、緊張感のある厳かな雰囲気で、進んでいった。
 背の高い兵士が、一糸乱れず行進して行く姿を目の前にして、かっこいい〜!。。
 ついつい何枚も写真とビデオを撮った。  ビデオは→ここ
 次に「故宮博物館」に向かった。
 昨年、北京のツアーに行った時、北京の「故宮博物館」に行った。
 ガイドの中国人が、台湾の中国の大事な歴史的国宝級の物が持ち去られたと
 憎々しげに話していた。
 蒋介石が台湾に逃れた際に、紫禁城(故宮)の重要な宝物をほとんど持ち去った。
 台湾の多くの庶民にとって、台北故宮が必ずしも「誇り」の対象でない。
 中華民国から分裂した感じの台湾にとって紫禁城(故宮)の重要な宝物は
 「すごい」とは思っても、親愛の情や誇りを持っているわけではないのだ。
 博物館の中ではカメラ撮影は禁止だ。
 ネットの中から探した「翠玉白菜」と「肉形石」の写真。
 下↓の写真は「故宮博物館」でもらったパンフレットをパソコンでスキャンして
 写真の部分を切り取ったものだ。 画像は悪いが仕方ない。
   「故宮博物館」 資料より
 世界4大博物館と称される60万点以上のコレクションを誇る台湾の故宮博物院。
 中国皇帝たちのコレクションなどの中でも人気の「翠玉白菜」や、
 肉の角煮そっくりな「肉形石」など、数々の至宝は必見です。
 来年日本で初めて開かれる台北・故宮博物院展の調印式が16日、台北郊外の
 同院で日台双方の関係者が出席して行われた。
 中国王朝芸術の粋を集めた台北・故宮コレクションのうち、人気の高さからこれまで
 海外展示が見送られてきた清代玉器の逸品「翠玉白菜」「肉形石」を含む計231件が、
 東京と福岡で公開される。
 東京国立博物館(東京・上野)で来年6月24日〜9月15日、
 九州国立博物館(福岡県太宰府市)で10月7日〜11月30日に開催される。
 今日が土曜日だったせいもあるのか、ものすごい人で、大混雑していた。
 ゆっくり見ているような雰囲気ではない。
 ひとりひいとりに、ガイドの林さんの説明が聞こえるようにとイヤホーン付きの
 器具を持たされた。 有名な「翠玉白菜」や、その他いくつかの芸術品の説明を
 その作品の前に行き、説明された。
 その後、個人で見る自由時間もあったが、あまりの混雑に見学をあきらめて
 外に出た。 素晴らしい庭が広がっていた。
 「故宮博物館」でツアーの2人が迷子になった。
 林さんが、迷子になったら、1階のこの場所で集合時間に集まって下さいとの
 支持があった。 でも迷子になった人の家族は心配していた。
 せっかくの芸術品を見ている余裕は、ないように思えた。
 集合時間には、全員が無事揃って、昼食の店「鼎泰豐」(デンタイフォン) に
 向かった。

   「鼎泰豐」(デンタイフォン) 資料より
 「世界の10大レストラン」に選ばれた小籠包(ショウロンポウ)・点心を始めとした
 台湾 料理・台北料理の店。 多くの観光客が、やって来る聖地「鼎泰豐」。
 台湾人の多くも、大人から子どもまでお馴染みの店。
 中国山西省出身の楊秉彝(ヤン・ピンイー)によって、台湾台北市に第1号店が
 開かれた。鼎泰豐は、食用油を販売する油問屋として開業した。
 小籠包の販売は、食用油の売り上げが落ち込んだ時期に、副業として開始された。
 その後、鼎泰豐の小籠包は地元民に評判となり、小籠包の専業食堂に商売替えをした。
 1993年アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』紙で「世界の10大レストラン」に選ばれた。
 同紙の紹介によって一躍知名度が上がり、台湾国外から多くの観光客が、
 台北の店舗に来店する転機となった。その後、台湾国外店舗としてロサンゼルスと
 東京の店舗を開店させ、続く国外の店舗を次々と開店していった。
 予約しておいたと云うのに、店の前には長い行列が。。
 予約の意味がないじゃないのと思うのだが。。
 1時間以上待ってで、やっと店の中に。。
 始め茎わかめのような海藻の和えものが、運ばれてきた。ま〜ま〜美味しかった。
 次に、待ちに待った小籠包が。。 ひとり5個づつ。
 熱々の肉汁のスープを始めに飲んで、それから残りを口に入れて食べた。
 これが、本場の小籠包だね。 美味しかった〜
 海老焼売と青菜の餃子。
 甘いパイナップルあんが入った餃子。 イマイチ〜
 最後に酸辣湯(サンラータン、スーラータン)のスープが。。
 酸味豊かな辛みのある スープで年間を通して食べられる料理だ。
 鶏肉、豆腐、シイタケ、キクラゲ、タケノコなどが入っている。
 酸っぱいのが苦手なのか、残している人がいたが、私は大好きな中華スープだ。
 「鼎泰豐」で思いがけずの待ち時間があったため、大急ぎで食べた後、
 台北の桃園空港に向かった。
 出発時間の1時間45分前に空港に着いたのだが、搭乗手続きの列が延々と
 続いている。 そのまま、行列に並んでいては間に合いそうにないと
 ガイドの林さんが別の窓口があるのか2人分づつ、パスポートを持って手続きを
 して搭乗券をもらってきてくれた。
 その後、荷物を預けるのも、融通を効かせてもらって、やっと搭乗の検査へ。。
 なんと、ここも もの凄い行列。 飛行機の出発時間を過ぎてしまった。
 その後、かなり遠い搭乗口まで走って走って。。
 結局、この便に乗る予定の人のかなり多くが間に合わず、大幅に遅れての
 出発となった。
 夕食の機内食が5時頃に出されたが、お腹がすいていない私は半分以上残してしまった。
 成田にはPM9時過ぎに無事、到着。
 トイレで冬の洋服に着替えて空港の外に出た。 迎えの車で駐車場へ。。
 我が家の車に乗り替えて宇都宮へ。。 
 見どころ満載の台湾の旅行。 大満足の旅となった。 楽しかった〜〜