2010年10月の日記
  10月29日(金)    宇都宮    最高気温18.4℃         
 先日、地産地消のお店で「はやとうり」が売っていた。
 始めての野菜だったので、どういう風に食べるのかは分からなかったが
 インターネットで調べれば、大丈夫と思った。 心強い味方だ。(笑)
 まずきんぴらを作った。 皮を薄くむいて水にさらしてから炒め煮にした。
 さくさくとした歯ごたえがあり、これが以外と美味しい。
 主人が気に入ったので、日をあけて2回も作った。
 次に作ったのは煮物。 とうがんのように煮ても良いと書いてあったので
 前に作ったとうがんの海老あんかけ→ ここ を参考にして、作ってみたら、びっくり〜。
 少し長めに煮ると、とろけるように柔らかくなって、雰囲気はとうがんみたいだ。
 はやとうり6ヶで、3回分の料理が出来た。
 この野菜は、東京に住んでいては、中々 手に入らないかったかもしれない。
 珍しい野菜を食べる事が出来て、幸せと思った。 

  10月26日(火)    宇都宮    最高気温15.3℃         
 今日は着つけ教室の日。
 着せ方(自分が着るのではなく、着せてあげる着つけ)を習って4・5回目なのに
 納得のいく着せ方は、なかなか出来ない。
 先生がコツを丁寧に教えて下さるのだが、注意事項が多すぎて、記憶力の衰えた頭に
 インプットするには時間がかかるみたいだ。 (笑)
 15分で着せられるのが目標だ。 まだまだ習得するのには時間が掛かりそうだ。
 前回の時は私とT田さんでお互いに着せ合う方法で、着せ方を習ったのだが、
 今日はT田さんとT見さんが着せ合って、私はマネキンに着つけをした。
 20代の時に作ったピンク色の紬の着物と母の紫の帯で着つけを習った。
 体格の良い人、痩せている人、いかり肩の人、胸が大きい人と色々な体型に合わせて
 補正をしてから着つけをする。 どんな体型の人でも大丈夫! (笑)。
 難しいけれど、楽しい〜  上手になって手始めに美映に着せてあげようかな〜(笑)
 教室が終わってから楽しいお茶のみが始まった。
 親指の腱鞘炎で着つけはムリとお休みしていたSさんが、遅れてやってきて
 お茶のみの仲間入り。 美味しいプリンをおみやげに持ってきてくれたので、
 食べながら5人で話しが弾んだ。
 今日は、ほとんどが食べ物の話しで。。果物、餃子、ラーメンの美味しいお店など。。
 T先生の四万温泉(群馬県)のおみやげの温泉まんじゅうも美味しかった〜
 皮は薄く、あんこは、たっぷり入っている。 この餡が四万名物の花豆のアンコなのだ。
 久しぶりに食べた温泉まんじゅうは、懐かしい味で美味しかった〜

  10月21日(木)    東村山    最高気温18.4℃         
 主人の定期的な病院通いと庭の草むしりのために、今日は早起きをして
 東村山にやってきた。 2時間近くかかってしまった。
 5時40分にマンションを出発したのに、事故渋滞があったためだ。
 きのう、家の前のKさんに、明日、戻ります。ご主人はいかがですかとメールを出した。
 10月が越せるかどうかとの返事のメールをもらった。 びっくりした。
 そんなに急激に悪くなってしまったのかと重い気分に。。
 Kさん宅に伺って、1時間位、話しを聞いた。
 ご主人が辛そうなので、3日間、病院に泊ったが、ご主人の要求のため、夜に何回も
 起こされ、寝不足で自分の身体が持たないと思い、夜は家に泊る事にしたとの事。
 癌と分かった時、他の病院にも診てもらい、治療方法などを比べて検討すれば良かったとか
 剣道をやったり、マラソンなどをして、疲れた身体を痛めつけるようなトレーニングを
 したせいで、癌になったのかとか、色々考えてしまうと。。
 癌になっても、手術とか治療で2〜3年位は生存している人が多いのに、ご主人は何故、
 こんなに早く逝ってしまうのかと納得出来ない様子で、私は気の毒で涙が出そうになった。
 最後に、話しを聞いてもらって少し落ち着いた。 ごめんね、ありがとうと言っていた。
 私がKさんの辛い気持を聞いて、少しでもラクになるなら、いつでも聞くよと思った。
 元東京都監察医務院長の上野正彦さんの奥さんが末期の胃がんと告知され、亡くなるまでの
 40日間、病院に泊り、介護をした話しを 10月の始め頃に読売新聞の特集記事で読んだ。
 上野正彦さんは、よく、テレビの報道番組に出演しているので、見た事のある人だ。
 仕事で応接室やロビーで話をしていて1時間くらいたつと、携帯電話が鳴る。
 奥さんから「戻ってほしい」と。。 戻ると、特に変わった様子はない。
 そして、仕事をあまり入れないで欲しいと奥さんは言い出した。
 「ばかなこと言っちゃ困るよ。俺には俺の生活があるんだ」つい口から出てしまった。
 奥さんは黙ったままで、寂しそうで悲しそうだったと。。むごいことを言ってしまったと。。
 今思えば、死が近づいてきた証拠だったのかもしれない、可哀そうな事をしたと後悔した。
 医者として、妻の異変に早く気づいてやれなかったという悔いがあると。。
 一生懸命看病しても、いろいろと考えて、自分を責めてしまう事があるんだと思った。
 考えさせられる。 本当に辛い事だ。
 小雨の降る中、庭の草むしりをした。
 来年は、草むしりをしないですむ様に、インターネットで調べた防草マットを買う積もり。
 でも、その前に草はもちろん、木も全て抜いて土を平らにしなくてはならない。
 バラが2本、大きくなってしまった山茶花(さざんか)が1本、ミニざくろの木が。。
 あやめ、アザレア、雪柳、都わすれ、などは増えて大変な事に。。。
 きれいに花が咲いても、ほとんど宇都宮で暮らしているので、見てあげる事も出来ない。
 草花が可哀そうだが、主人に協力してもらい、全て抜いてしまわなくては。。
 茗荷を5本、根っこから引き抜いてきて、植木鉢に植えてみた。 収穫はムリかな?

  10月17日(日)    宇都宮    最高気温23.3℃         
 我が家の近くには、スーパーがたくさんある。
 お値段は高いが、いい食品が置いてあるちょっぴり高級店の「OTANI」。
 そして庶民的な「ヨークベニマル」 「かましん」 「フレール」。
 たまにジムの帰りに、寄って買い物をする「ベイシア」と5店舗もある。
 他に地元の新鮮野菜を売っている「楽楽市」というお店もある。
 普段は、自転車に乗って買い物に出かけているが、今年の夏は異常な暑さ
 だったので主人に車を出してもらっていた。
 最近、やっと過ごしやすい気候になり、自転車に乗って出かけるようになった。
 気がむくと、スーパーのはしごをして、お買い得な食材探しをするのが楽しみな私。
 きのう「ヨークベニマル」に買い物に行ったら、大きな1尾まるごとの刺身用の「いなだ」が
 売っていた。 3枚におろしてもらい(刺身用に) あらは煮つけに用にと切ってもらった。
 量ってみると半身2枚分の刺身用の部分が1200g。 あらの部分が800gもあった。
 きのうの夕食は、これでもかと云う程、お刺身を食べた。 半分は冷凍にして保存した。
 今日は、パーシャル室に入れた残りの刺身とぶり大根を作って食べた。
 ネットで調べたら、秋のいなだは油が乗ってきて、美味しくなると書いてあった。
 そうなんだ〜 やっぱり〜  本当に美味しい魚だとあらためて思った。
 1尾まるごとのいなだを買って、大成功〜!  こんな事でも、幸せな気分になるよね。(笑)

  10月10日(日)    宇都宮    最高気温25℃         
 NHKで特別枠で放送されたアーカイブス「アホウドリを絶滅から救え〜海鳥研究者の35年」
 たまたま見た番組だったが、70分間、くぎづけになった。
 アホウドリについては、絶滅が心配されていたが、保護によって少しづつ増えてきたとの
 ニュース番組で、報道されていたな〜という位の知識だった。
 昔、鳥島にたくさんいたアホウドリは、羽毛製品の材料にするために捕獲され
 殺されてしまった悲しい歴史から紹介されていた。
 ひとなつこい性格のため、人間が近づいても逃げず、簡単に捕まってしまったとの事。
 優雅に空を飛ぶ姿、また愛の求婚ダンスなどを見ていると、本当に可愛い鳥だと思った。
 東邦大学教授の長谷川博さんが出演していた。
 大学院生の時、初めて鳥島を訪れ、大きな翼を広げて滑空するアホウドリの美しさに惚れ込み
 以来およそ35年間、104回にわたって鳥島に上陸し、アホウドリの生態調査を行いながら、
 繁殖場所の保全・拡大に取り組み、素晴らしい成果をあげた。
 鳥島の危険な岩場に巣を作り 子育てをしていたアホウドリを、安全な場所へ移すために
 アホウドリのデコイ(鳥型人形)を使って新しい営巣地に移動させる「デコイ作戦」。
 5年後、若鳥がデコイにつられてやってくる様子や、つがいのアホウドリが新しい営巣地で
 求愛ダンスをして、つがいになり巣を作り、子育てをする様子を見て、思わず大拍手!
 長谷川さんが考えた「デコイ作戦」が成功し、苦労の甲斐があったと感動した。
 1977年に長谷川さんが鳥島に上陸した時、15羽のひなと71羽の成鳥・若鳥を観察した。
 そして2008年には鳥島集団の総個体数は推定で約2140羽になった。
 長谷川さんの目標の2000羽以上に増やすという夢は実現した。
 鳥島は火山島であるため、噴火の危険があり、繁殖期に大噴火が起こった場合には
 半数近くが失われてしまうという危惧がある。
 それで小笠原諸島の聟島に繁殖させるというプロジェクトが始まり、2008年2月に
 約40日齢のヒナ10羽をヘリコプターで移送し、聟島で人工飼育することになった。
 7月には10羽全てが巣立ち、大成功した。 2009年、2010年にも15羽のヒナを
 移送して全て巣立っていった。 火山のない聟島は安心して子育ての出来る島だ。
 繁殖を始める年齢の5〜7歳頃に生まれた島に戻ってくると云う。
 夏の間は、海の上での生活をする海鳥なのだ。
 聟島から巣立ったアホウドリが、5年後、無事戻ってきて産卵し子育てする姿が見たいと
 この番組を見て、心から思った。 本当に楽しみ〜〜

  10月5日(火)    宇都宮    最高気温24.5℃         
 日曜日に地産地消のお店に行ったら、収穫仕立ての栗が売っていた。
 10時前に着くように家を出たので、かろうじて残っていたのかも。。
 このお店は9時半開店なのだが、お買い得な野菜は早々と売り切れてしまうのだ。
 夕飯に秋の味覚の栗ごはんを作ろうと思った。 
 先ず栗を3分位茹でて、水にとり少し冷まし鬼皮を柔らかくしてから包丁でむいた。
 めんどうくさがりの私にとっては、この作業が1番大変なのだ。
 でも夫婦2人分の米2カップのくりご飯だもの。。 たかが知れているのにね。 (笑)
 主人が、栗ごはんは美味しいな〜と嬉しそうに食べていたので、苦労した甲斐があった。
 そして夕食後に取り組んだのが、栗の渋皮煮だ。
 昔は、何回も作った事があるが、最近は手が掛かりすぎると敬遠していた。
 渋皮に傷がつかないように鬼皮だけをむく作業は、神経を使う。
 傷がつくと、そこから崩れてしまい、まるまるとした栗の形が残らないからだ。
 いくつかは失敗したが、なんとか剥き終わって、ホッ! 
 2回茹でて、渋皮を落としてから砂糖を入れて甘く煮込む。 レシピは →ここ
 やっと終わった〜と時計を見ると、夜中の1時を過ぎていた。 あらま〜(笑)
 煮汁に浸けておいたが、柔らか過ぎかなと思い、今日、半日程干してみた。
 少し歯ごたえのある私好みの美味しさになったと思った。


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