映画日記
2011年
  2011年 テレビで見た映画の感想日記
  12月17日(土)
今日は久しぶりに映画を見てきた。 トム・クルーズ主演の
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」。
アクション映画は、私の好きなジャンルではないのだが。。
テレビの予告編を見て、ちょっと見たい気持ちになった。
主人が大好きなので、今まで2本のアクション物を見た。
ブルース・ウィルス主演の「ダイハード・4.0」と
マット・ディモン主演の 「ボーン・アルティメイタム」 だ。
予告編や評判などで、面白そうと見る事にしたのだが
2本とも、期待通りの迫力満点の映画だった。
今回の映画は昔、大人気だったテレビドラマの「スパイ大作戦」 の映画化で、シリーズ4作目の作品だ。
1996年、2000年、2006年、2011年と17年間にわたっての
映画化なので、主演のトム・クルーズは32歳から49歳の
今年まで、このハードなアクションをこなしているのだから
感心する。 筋肉が盛り上がったがっしりとした肉体で
いかに身体を鍛えているのかが分かる。
この主人公は死なないと分かっていても、ハラハラドキドキの 連続で、画面にくぎ付け!。
 ドバイにある世界一の超高層ビル、高さ828メートルの「ブルジュ・ハリファ」の窓から
 ダイブしてビルの壁面をよじ登ったり、移動したりと、ビックリの映像だ。
 高所恐怖症の人にとっては、見るだけでも具合が悪くなったかも。。
 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』オフィシャルサイト →ここ
 見てみた。 あの有名な「スパイ大作戦」のメロディが流れている。
 そして撮影の現場のビデオも見る事が出来た。
 窓から外に飛び出すシーンは、何回も取りなおしをしていた。
 トム・クルーズも「ダイ・ハード」のブルース・ウィルスも中年になっても
 ハードなアクション映画に出演し、肉体を使って頑張っているなと感心する。
 来年になれば、アカデミー賞にノミネートされた作品の上映が始まると思うので楽しみ。
 今年、見た映画は6本。 全てが見て良かった〜と思った映画だった。
 やはり、映画館で見る映画は、大画面、音響、そして集中して見るせいか、
 感動が違うような気がする。 来年はどんな素晴らしい映画に出会う事が出来るだろうか?
 映画資料より
トム・クルーズ主演の人気スパイアクションシリーズ第4作。ロシアのクレムリンで爆破事件が発生し、米国極秘諜報組織IMFのエージェント、イーサン・ハントと、ハントの率いるチームが事件の容疑者にされてしまう。米国政府は「ゴースト・プロトコル」を発令してIMFを抹消。汚名を着せられたハントは、IMFの後ろ盾もえられないままチームの仲間だけを頼りにクレムリン爆破の犯人をつきとめ、さらには事件の黒幕が目論む核弾頭によるテロを防ぐためロシアからドバイ、インドへとわたり、過酷な戦いに身を投じる。前作を監督したJ・J・エイブラムスが製作を担当。ピクサーで「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」を手がけてきたブラッド・バード監督が、初の実写映画のメガホンをとった。

  2011年5月14日(土)       
映画「ブラック・スワン」を見てきた。
アカデミー賞主要5部門(作品賞、主演女優賞、監督賞、撮影賞、編集賞)にノミネートされ
ナタリー・ポートマンが主演女優賞に輝いた
作品だ。 アカデミー賞にノミネートされた 映画を見て、がっかりした経験はないので
楽しみにしていた。
サスペンス、サイコスリラー的な映画だったが
そのジャンルは好きなので、期待にそむかない見応えのある映画だった。
バレエ『白鳥の湖』の主演に抜擢され、潔白な
ホワイト・スワンと官能的なブラック・スワンの
二つを演じることとなったバレリーナが、
プレッシャーなどにより徐々に精神を壊してゆく姿を ミステリーに描く怖〜い映画だ。
純真で無垢な白鳥を踊る事は、得意である
主人公だが 官能的で邪悪な黒鳥を踊る事が 出来ない。恋愛経験が必要と突きつけられ悩む。 この映画を見て思った事は浅田真央の事。
恋愛経験がないからセクシーさが、足りないと云われている。
 ロシアで開催されたフィギュアスケート世界選手権で見た安藤美姫とキムヨナの演技に
 比べ、確かに浅田真央は、素人めに見ても色っぽさがなく、うったえてくる物がなかった。
 インタビューに「これからも頑張る」と健気に答えているが、きっと悩んでいると思う。
 この映画を見て、注目される辛さ、プレッシャーは大変な物だとつくづく思った。
 映画では、最後は自分に勝たなくてはならないと振付演出家が言っていたが。。
 主人公のナタリー・ポートマンは「レオン」という殺し屋(ジャン・レノ)の映画に
 子役としてデビューしたのだが、何年か前にテレビ放映で見た記憶がある。
 個性的できれいな女の子という印象だったが、今回の「ブラックスワン」の
 迫力の演技にアカデミー主演女優賞の受賞は納得と思った。 大拍手!!
 映画資料より
バレエ『白鳥の湖』の主演に抜擢され、潔白なホワイト・スワンと官能的なブラック・スワンの二つを 演じることとなったバレリーナが、プレッシャーなどにより徐々に精神を壊してゆくサイコスリラーである。 主演のバレリーナをナタリー・ポートマン、その振付師をヴァンサン・カッセル、 ライバルのバレリーナをミラ・キュニスが演じる。 ニナ(ナタリー・ポートマン)は、ニューヨークのある一流バレエ団(バレエ・カンパニー)に所属し、 バレリーナとして人生の全てをバレエに捧げる日々を送っている。 ニナは母親のエリカ(バーバラ・ハーシー)と一緒にアパートに住んでいる。 母は元ダンサーで、今では絵画を描く日々を送っている。 母は自分が果たせなかったバレリーナとしての夢をニナに託し、ニナに対して過剰なほどの愛情を注いでいる。 ニナの所属するバレエ団は次の公演『白鳥の湖』の上演準備に入っていた。 バレエ団のフランス人監督トマス(ヴァンサン・カッセル)はこの演目のプリマ(主役)を選ぼうとしている。 『白鳥の湖』の主役というのは《スワン・クィーン》である。 スワン・クィーンというのは、純真で無垢な《ホワイト・スワン》と官能的で邪悪な《ブラック・スワン》の二役を 一人で踊るのであり、相反することがらをひとりで表現できなければならず、 スワン・クィーンには技術的および精神的な実力が必要である。 トマスはなぜだかプリマバレリーナのベス(ウィノナ・ライダー)をスワン・クィーン役には用いず、 新人を抜擢する、と言う。候補者には、リリー(ミラ・キュニス)やヴェロニカ(セニア・ソロ)の名が挙がり、 ニナ自身も候補者とされた。ニナにもついにプリマとなるチャンスが巡ってきたのだ。 ニナの生真面目で几帳面な気性はホワイト・スワン役に向いている。 それに対してリリーは自由奔放で男を誘惑することに長けていて、ブラック・スワンをその身で体現しているような女性だ。 タイプの異なるふたりの若いバレリーナが、ライバル関係になり、感情がねじれ、歪んでゆく。 ニナのような女性がスワン・クィーンになろうとすれば、必然的に心のダークサイドを見つめざるを得なくなるということにも、 そしてそれがとても危険なことだということにも、ニナはまだ気付いていなかった。

  2011年3月6日(日)            
ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの共演の 映画「ツーリスト」を見てきた。

朝1番の9時30分という早い上映時間だった
にもかかわらず、以外とたくさんの人で座席は
うまっていた。
アカデミー賞にもノミネートされる程の映画でも
なかったから、人気がないのかと思っていたが、
やはり、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの 2大スターが出ているからと興味を持った人が
多かったってことなのかな〜
今世紀最大の共演とも云われた映画だし。。
私も主人も、この2人の共演の映画なら
見てみたいと思ったから。。

あまり期待していなかったが、思いのほか
面白かった。少しミステリーで少しコメディ。
イタリア、ヴェニスの景色も素晴らしい〜。
ジョニー・デップお得意の追われるシーンでは
少しハラハラさせながら、笑わせてくれる。
アンジョリーナ・ジョニーは、妖しげな雰囲気を 持つ個性的な美しさ! オーラが凄い!

私の大好きな感動を呼ぶ映画ではなかったが
娯楽映画としては、本当に楽しかった。
主人の好みの映画のジャンルだが、私も 充分楽しめたし、満足出来た作品だった。
 風采のあがらない田舎教師のジョニー・デップとセレブでミステリアスな
 女性のアンジョリーナ・ジョニー。 このアンバランスな組み合わせ。
 最後のどんでん返しの結末の伏線だったとは。。
 すっかり騙されてしまった。  最後は唖然!
 主人も私も、この結末は思いもつかなかった。 だから、よけい面白かったのかも。。
 映画資料より
 ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーという二大スターの共演で話題の本作は、
 水の都・ヴェネチアを舞台にした大人の犯罪劇。
 『善き人のためのソナタ』で2006年度のアカデミーで外国語作品賞を受賞したドイツ人監督、
 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが手掛けただけあって、
 ヨーロッパの優美さが際立つ作品となっている。
 ヴェネチアのシーンは全面ロケにて撮影されているそうで、建築物、運河、ゴンドラなどが
 独特の雰囲気を醸し出している。
 このヨーロッパの優美な雰囲気の中で、ごくごく普通のアメリカ人旅行者という設定の
 ジョニー・デップだけが、違和感を感じさせる。
 しかし、その違和感こそが監督の狙いと言えるかも…。
 傷心を癒すためイタリアを訪れたアメリカ人旅行者フランク(ジョニー・デップ)は、ベネチアに
 向かう車中で見知らぬ上流階級の美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)に声をかけられる。
 妖艶な彼女に誘われるまま、アバンチュールに酔いしれるフランク。
 しかし、すべては仕組まれた罠だった……。謎の美女エリーズに翻弄され、
 知らないうちに巨大な事件・陰謀に巻き込まれていくフランクの運命は……?
 おしゃれでユニークで、洗練されたロマンチックミステリー。
 その合間には、風光明媚(めいび)なベネチアの景色がはさみ込まれる。
 “水の都”だけに、カーアクションの代わりにボートチェイスが繰り広げられる。
 そこかしこに大人の気品が漂い、米アカデミー賞外国語映画賞の「善き人のためのソナタ」
 (06年)で知られるドイツ人のドナースマルク監督のセンスのよさがうかがえる。
 国際指名手配されている金融犯罪者アレクサンダー・ピアースを追う警察が、
 彼の恋人エリーズ・クリフトン・ワードを監視中、そこに運悪く居合わせた旅行客
 フランク・トゥーペロがピアースと間違われ、警察に捕まるやら、ギャング一味に
 命を狙われるやらでてんてこまい。それでも彼は、エリーズと行動を共にするうちに
 彼女に引かれていく。エリーズもまた、ピアースとの接触を試みながら、
 ことあるごとにしゃしゃり出てくるフランクのことが気になり始める。
 果たして警察はピアースを仕留めることができるのか。そして、エリーズとフランクの関係は?
 映画の醍醐味(だいごみ)は、タイトルが「ツーリスト(=旅行者)」というだけあって
 旅先の風景はもちろん、エリーズに翻弄されまくる警官隊の動きも面白い。 、

  2011年2月28日(月)       
きのう「英国王のスピーチ」を見てきた。
そして今日、89回アカデミー賞が発表された。
作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の4部門を受賞した。
作品賞は「ソーシャルネットワーク」と、どちらかが
取るのではと予想されていたが、両方の映画を見た私は
「英国王のスピーチ」の方が勝ちと思っていた。
うまく言葉が出てこない吃音(きつおん)の克服に挑んだ
英国王ジョージ6世(1895〜1952年)の実話歴史ドラマだ
現 英国エリザベス女王の父親の実際のお話しなのだ。
長男エドワード8世が英国王の座についたのだが、
離婚歴のあるシンプソン夫人との交際を続けた末、
国王の座を捨てて、恋を取った。
必然的に二男のジョージ6世が国王の座につく事に。。
だが、自分に自信がなく、内気な性格なため王には
なりたくなかった。
王の仕事は「スピーチに始まり、スピーチに終わる」とさえ
いわれるが、ヨーク公は人前で話すのが大の苦手。
過去には何度も大恥をかいてきた。
 小さい頃から吃音に悩まされていて、国王としてのスピーチが出来ない事は致命傷だ。
 国王と担当した吃音矯正セラピストとの壮絶な取り組みがあって、スピーチが
 出来るようになるプロセスを丁寧に描いた感動の映画だった。 
 実際の英国王ジョージ6世の写真をネットで見つけた。 →ここ
 映画資料より
 吃音に悩む英国王ジョージ6世が自らを克服し、国民に愛される本当の王に
 なるまでを描いた感動の実話。
 治療のプロセスでは、本人が意識していなかった人格形成の根本原因と
 向き合うことも求められる。
 ヨーク公が無口で内向的なキャラクターに向かったのは、必ずしも吃音だけが
 原因ではなく、親の厳格なしつけや、過大な責任感、身体へのコンプレックスなど
 様々な要因が重なり合った結果だった。
 「英国史上最も内気な国王」という宣伝文句が示す通り、シャイな気質だった
 ジョージ6世は吃音を克服していくにつれ、人間的にも成長を重ねる。

  2011年2月20日(日)            
 クリント・イーストウッド監督、マット・デイモン主演の「ヒア・アフター」見てきた。
 今まで見たクリント・イーストウッドの作品とはちょっと違う映画だった。
 死後の世界、霊能者などが題材になっているので、オカルト映画なのかと思えば
 そうではない。 感動の映画というわけではなかったが、やはり見応えはあった。
 あの世に逝った人と話す事が出来る霊能者であっても、人のためには役にたたないと
 悩み今は工場務めをしているジョージを演じているマット・デイモン。
 ハンサムではないけれど、存在感のある俳優だ。
 アメリカに住む霊感のあるジョージ、フランスに住む女性ジャーナリスト、
 そして兄を亡くしたイギリスに住む双子の弟がイギリスで、出会う。
 運命的に巡り会う、国籍も性別も年齢も異なる3人は「死」という現実に関係がある。 
 冒頭のシーンはバカンスに来ていた東南アジアの海岸通りで買い物をしていた
 フランス人女性ジャーナリストが巨大津波に飲み込まれるシーンだった。
 CGと分かっていても、あまりリアルなので画面にくぎ付けになってしまった。
 霊能者、死にかけた女性、兄を失った弟、この3人が出会う事によって
 悩み苦しんでいた3人が、幸せな人生を送れそうな予感がしてくる結末で終わる。
 やり切れない結末で終わる映画より、希望が見える映画が好きな私にはホツ!
 見て良かった〜と思える映画だった。
 作品資料より
 監督クリント・イーストウッド×製作総指揮スティーブン・スピルバーグが贈る、
 死に直面した3人が出会い、生きる喜びを見つける心温まる感動のヒューマンドラマ。
 スティーブン・スピルバーグの心を動かした1つの脚本。
 それは死に直面することによって、生きることの素晴らしさを見出す3人の男女の物語だ。
 クリント・イーストウッドは「死後の世界があるかどうか、真実は誰にも分からない。
 ただ、人は誰も与えられた人生を精一杯生きるべきだと、僕は常に信じている」と、
 迷いを抱え、不安の時代を生きる現代へ希望のメッセージを贈っている。

 私は霊能者と呼ばれる人を全て信じる事は出来ない。  けれど。。。
 「志村動物園」に時々出演する動物と話す事が出来る女性ハイジは本物だと思う。
 犬や猫の飼い主すら忘れいた昔の事を言い当てて、感動の奇跡が起こるシーンを
 何回も見ているからだ。 ハイジの事は信じてしまう。
 この世の中には、信じられない能力を持っている人が本当にいるのかもしれない。

  2011年1月30日(土)     
 最近、見たいと思う映画がなく、もっぱらテレビ放映の映画を見ていた。
 だが、ゴールデングローブ賞を受賞し、アカデミー賞にノミネートされた
 注目の映画「ソーシャルネットワーク」が封切られ、主人と見てきた。
 「フェイスブック」を立ち上げたマーク・ザッカーバーグ、実在の人物の物語だ。
 天才的な頭脳を持つマークは、ハーバード大学2年の時、インターネットを使った
 SNS「Facebook」の誕生を描いた作品で、感動はなかったが、面白い映画だった。
 映画を見終わった時、もう2時間が経ったの?と短く感じた程良く出来た映画かも。。
 アカデミー賞に8部門、ノミネートされるのは納得と思った。
 パソコンが、登場してから今まで考えもつかない事が出来るようになった。
 優秀な頭脳を持つ人が、これから先、何を作りだすのか楽しみでもあり又、怖さも覚えた。
 SMSとはインターネットを使って、特定の関心をもつ人同士が出会うチャンスをつくり、
 情報交換ができるようにするサービスの総称。 日本ではmixi(ミクシィ)が有名。
 冒頭のシーンは学生街のパブで恋人とのやりとり。 彼女の話しの上げ足取りをし
 立て板に水のマシンガントークで自分の持論を繰り返す。
 結局、最後は彼女が怒り出して振られてしまうのだが。。  当たり前だ。(笑)
 振られた事が納得出来ずに、インタネットサイトに誹謗中傷する最低な男だ。
 その後、「フェイスブック」を立ち上げ大成功し、ハーバード大学を中退する。
 2010年、米雑誌フォーブスが発表した「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に
 当時25歳の最年少でランクインした。推定総資産額は約40億ドル。
 映画を見ていくうちに、マークは性格的には問題があり、かなり変人としか思えない。
 傷つける言葉を言っているのに、相手が何で怒っているのかが分からないのは、おかしい。
 自閉症の一種とされるアスペルガー症候群ではとの噂もあるらしい。
 天才科学者のアインシュタイン、マイクロソフト社のビル・ゲイツ、レオナルド・ダ・ヴィンチ
 などはアスペルガー症候群だったと言われている。 ここ
 やはり天才は、何かが違う。 凡人とは違う脳を持っているという事なのかもしれない。
 あらすじはここ


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