2011年11月の日記
  11月22日(火)    宇都宮    最高気温13.4℃    
 今日は着つけ教室の日。 振袖の着せ方で 帯の結び方を習った。
 4人を2組に分けるため、まずジャンケンで組み合わせを決めた。私はT見さんと。。
 次に着せる人側と着せてもらう人(モデル)を決めるのだが、前回は私が先に
 着せたので、今回はT見さんが私に着つけする側、私が着せてもらう方になった。
 振袖といえば、ふくら雀の帯の結び方が有名だが、今日は文庫結びの変形を習った。
 後ろから見て左側が文庫結びの形で右側が花のような形の可愛い帯結びだが難しそう〜
 始め、右側の帯の花の部分を帯の垂れ先にひだをよせて花の形を作っておく。
 左右非対称の帯結びは、手がこんでいてお洒落な感じがする。
 左側の文庫結びの形や右側の花の形の大きさが違ったり、花の中央から垂れる
 紐の色や形で、ちょっ違った雰囲気になる。
 そして帯締めの結び方は藤結びを習った。ちょっと豪華な感じでいいな〜
 習ってみると、思ったより簡単でちょっと、ホッとした。
 未婚の若い女性しか結ぶ事の出来ない帯結びだけど、可愛い形なので習っていて楽しい〜
 T見さんが来年の3月に着つけ上級の資格を取りたいと頑張っているので
 私は資格は取らないけれど、みんな刺激を受けて頑張っている。
 留袖を15分で着せる事が出来れば、合格という試験なのだ。
 振袖、留袖は着物が重いので すぐ下がってしまい慣れていない私には扱いづらく難しい。
 振袖を人に着せてあげられる程に上達するには、何回も何回も練習しないと
 出来ない位、私には難しいのだ。
 この次の教室ではふくら雀の帯結びを教えてもらう予定だ。 楽しみ〜

  11月15日(火)    宇都宮    最高気温15.6℃    
 栃木県、壬生に住む康子ちゃんが娘さんと食べに行き、雰囲気のあるいいお店だったと
 聞き、1度行ってみたいと思っていた「環坂」という人気の創作料理の店に
 着つけ教室の5人で着物を着て行ってきた。
 ランチは12時から8人、1時半から8人、ディナーは6時から8人と
 1日24人の予約したお客だけの人数限定のお店だ。 
 このお店はインターネットで予約が出来るお店なので、10月のうちに予約をしておいた。
 宇都宮のはずれにある田舎の風景の中にある、ちょっと隠れ家風のお店だった。
 予約の時間の20分位前に着いたので、みんなで写真を撮りあった。
 今日、結んだ名古屋帯は硬くて結びづらいので、前日に手結びの練習をしておいた。
 そのおかげもあって、今日は、以外と手早く着る事が出来た。
 やはり、着つけが上手になるには、しょっちゅう、着る事が1番と。。
 私は2日前にも着たばかりなので、今日は いつもより簡単に着る事が出来たと感じた。
 予約時間になり、名前を呼ばれて、カウンターの席に着いた。
 他に夫婦と母親と思われる3人の家族の人とも一緒に並んで椅子に座った。
 始めに椎茸のスープが運ばれてきた。 椎茸の味がする濃厚な美味しいスープだった。
 8人が食べ終わった頃に、熱々の状態で次の料理が運ばれてくる。
 フクラギは鰤(ぶりの稚魚)なんだって。。 油の乗った美味しい燻製だった。
 石鯛のチーズ焼きは、チーズがパリッと香ばしく焼けていて美味しい〜
 数種類の野菜のサラダは酢の効いたドレッシングで、さっぱり味で私好みだった。 
   焼き椎茸(藤田農園)ポタージュ       フクラギの冷燻製&石鯛のチーズ焼き
 サワラも油が乗っていた。
 牛のホホ肉は、ほんの少ししかない頬の部分肉なので、スーパーなどには売っていない
 らしい。 脂身は少なかったが、長時間煮込んで柔らかくなっていた。
 3種類の魚料理に赤葡萄酒煮の肉料理と食べごたえのある内容だった。
      越前港からサワラのグリエ             黒毛和牛ホホ肉の赤葡萄酒煮 
 炊き込みご飯は、、普通に食べた後に、出し汁をかけてお茶漬けにして食べる。
 私は「美濃吉」と同じようにお茶漬けを少し食べ、残りのご飯は持って帰ってきた。
      蓮根の炊き込みご飯              洋梨(余市産)の氷菓
 食事が終わると別室に通され、手作りのバウンドケーキと珈琲を飲んだ。
 ほとんどの器がセンスのある益子焼きで、お料理を引き立てていた。
 家では食べる事の出来ない料理と、ちょっぴりセレブの雰囲気を味わう事が出来た。(笑)
 みんなも気に入った様で、1年に1回位、来たいお店だねと話した。

  11月13日(日)    千葉    最高気温20.9℃    
 主人の高血圧騒ぎで中止になった梨子ちゃんの初宮参りに今日、行く事が出来た。
 主人の体調、はなちゃんの御両親の疲れを考慮して、貞治夫婦だけで初宮参りに
 行く予定だったのだが、急遽、全員でお参りする事になった。
 今月初めに主人が受けたMRIの検査の結果が異常なしで、先生から今まで通りの
 生活をしても良いとののお墨付きをもらって、長時間の運転も大丈夫とひと安心。
 せっかくの機会なので少し早起きをして私は着物で行く事にした。
 9時に千葉神社で待ち合わせの約束なので、家を6時30分に出発した。
 栃木県、群馬県、埼玉県、東京、千葉と高速は渋滞もなく順調だった。
 この分だったら、8時30分前に着くねと話していたら、突然渋滞が始まった。
 後、37kmの地点から5kmを進むのに1時間もかかったのだ。
 渋滞の訳は千葉県浦安のディズニーランドに向かう家族連れの車のせいと気が付いた。
 渋滞を抜けるとスイスイと快調な運転に。。でも、20分の遅刻となってしまった。
 はなちゃんの御両親に遅れたお詫びと10月の初宮参りを中止にしてしまった
 お詫びをして神社のホールの中に入った。
 初宮参りは父方のおばあちゃんが抱っこするという事なので、私が赤い掛け着(晴れ着)を
 巫女さんに羽織らせてもらい首の後ろで、ヒモを結んでもらった。
 しばらく待っていると名前を呼ばれ、順番に神殿の中に入った。
 今日は七五三のお参りの家族も一緒なので、柑太の時よりかなり混んでいる。
 20分位、お祓いと祝詞をあげてもらっている間、梨子ちゃんは大人しくしていた。
 私が顔を見てあやすと、すぐにニコニコ笑顔になってくれた。 とっても可愛かった。
 まだ2ヵ月なのに、こんなに笑うんだねと 嬉しくなった。  
 無事に終わり、外に出て記念撮影をした。 みんな、笑顔で嬉しそう〜
 梨子ちゃんは手が掛からない赤ちゃんとの事、健康そのものみたいなので良かった〜
 12月始めには上海に行ってしまうので、しばらく会えないのは寂しい。
 おっぱいも沢山飲んで、ぷっくりとお顔が丸くなって女の子らしくなったね。
 神社の境内では、猿回しがいて 芸を披露していた。 
 ジャンプしての輪くぐりと棒高跳びの2つの芸をみたが、ビデオは棒高跳びだけ。。ここ
 柑太の初宮参りの時は、混雑していなかったので、境内の中の写真をいっぱい写したが
 今回は、記念撮影のみの写真だけにした。
資料より  初宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝う行事の一つです。
 生後1ヵ月頃に神社に参拝し赤ちゃんの誕生を祝い健康と長寿を祈ります。
 本来は、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目に参拝するのが正式ですが、
 生後間もない赤ちゃんや、出産を終えたばかりのお母さんの体調を見ながら、
 天候やお日柄などをみてお参りする日を選びます。
 最近では、お父さんの仕事が休みの日に合わせてお宮参りをすることが多いようです。
 初宮参りには、正式には妻の実家が送った祝着を赤ちゃんに着せます。
 しかしお宮参りの当日、赤ちゃんをだっこするのは父方の祖母とされています。
 最近では、赤ちゃんと両親だけでお参りしたり、両家の祖父母も揃って全員で
 お参りするなど、形にとらわれなくなってきています。
 貞治が予約しておいてくれた千葉そごうの10階にある「美濃吉」で昼食を食べた。
 290年の歴史を持つ京懐石のお店としてかなり有名らしい。
 サービスのいき届いた高級感ただよう雰囲気だった。
 京都、大阪に9店舗、東京、千葉、横浜に8店舗で合計17店舗のお店がある。
 やっぱり栃木県にはないよね。(笑)
 八代将軍吉宗の時代に、秋田佐竹の流れをくむ佐竹十郎兵衛が、美濃の国(岐阜県)
 大垣から京へ移り、三条大橋のたもと(現在の縄手通り)の一角に腰掛茶屋を開いたのが
 「美濃吉」の始まりといわれています。 
   月懐石 「冬紅葉〜ふゆもみじ〜」            先付 海老芋けしの実揚げ
        前菜 秋の彩り七種                    椀物 雲子豆腐
      向付 鯛 とろ鮪 京湯葉              旬菜 牛ひれと生麩んお石焼き
 旬菜 鰤の照り焼き 千枚かぶら 山葵おろし         鉢物 甘鯛かぶら蒸し 
  ご飯 釜炊き 吹き寄せ蟹御飯 京漬物        梨のシャーベット 生姜のムース
        くずきり黒蜜がけ                         お薄
 全ての料理は繊細で手をかけて作られた心のこもった料理という感じだった。
 旬菜は牛ひれの石焼きと鰤の照り焼きのどちらかを選ぶのだが、
 どうせなら両方を食べてみたいと主人と私で半分づつ食べた。
 デザートも梨のシャーベットとくずきりの両方を半分づつ食べた。
 吹き寄せ蟹御飯はおかわり自由だった。 昆布茶でお茶漬けにしても食べた。
 着物を着ていたせいか、私は苦しいぐらいにお腹がいっぱいになった。
 それで、ご飯は残して家に持って帰ってきた。(笑)
 食事が終わった柑太は、持ってきた機関車トーマスの説明を主人にしていた。
 その様子をビデオに撮った。ここ そして梨子ちゃんを抱っこした主人をパチリ!
 今日はお天気にも恵まれての楽しい初宮参りが出来た。
 梨子ちゃんも元気ですくすくと育ってくれる事でしょう。
 貞治は今日の7時台の便で上海に帰るとか。。
 12月始めには家族全員揃っての上海生活が始まる。 ひとり暮らし、もう少し頑張ってね。

  11月8日(火)    宇都宮    最高気温17.5℃    
 茨城県の結城市にある「つむぎの館」にTさんのご主人に
 運転していただいて行ってきた。 私達3人は着物姿でのお出かけとなった。
 結城紬は栃木県の小山市から下野市付近までの地域でも生産されているとか。。
 6月に栃木県庁で催された結城紬の機織り体験をしたので、結城紬には興味があった。
 2010年にユネスコ無形文化遺産リストに登録されたとの事です。 
 「つむぎの館」の門をくぐると、すぐに立派な松の木があった。 写真をパチリ!ここ
 左手に展示販売の「結の見世」で、どんな物が売っているのかと見てまわった。
 少し高級品からショールやバッグや袋物など買い易いお値段の品々が置いてあった。
 店内の写真を映してもいいですかと尋ねたら断られてしまったのでちょっと残念!
 マネキンが着ていた結城紬で作られた服、ショール、帽子がとても素敵だった。  
 手入れされた庭で全員一緒の記念写真を、店員さんに撮ってもらった。
 その後、着物、帯、反物などの高級品を展示してある「陳列館」の建物の中に入った。
 草履をぬいで室内に入ると、中は畳敷きの広々とした、昔の高級呉服屋さんのようだった。
 値段を見れば、100万円以上の着物と帯がづらりと展示されていた。
 私達3人は、この着物がいいね、この帯が好みだとか目の保養をさせてもらった。
 資料より
 150年にわたり風雪に耐えてきた重厚な古民家を結城紬の陳列場として移築しました。
 長い年月に育まれた古材の美しさが結城紬にふさわしい空間を作りだしています。 
 お昼は「壱の蔵」の食事処でTさんに予約しておいてもらったお弁当を食べた。
 築50年以上は経っているという趣きのある和室でランチをいただいた。
 あまり期待をしていなかったせいか、この値段でこの美味しさと嬉しかった。(笑)
 特にきのこの炊き込みご飯の味付けが私好みだった。
 昼食の後も「つむぎの館」の中を見てまわり、のんびりと過ごした。
 今日はお天気にも恵まれて楽しいひと時を過ごす事が出来た。
 昔の雰囲気がただよう「つむぎの館」は心が癒された。 大きな写真のスライドショーは ここ
 Tさんの御主人には、朝10時から夕方までの時間を、お付き合いいただいた。
 昨年秋には益子にも連れて行ってもらっているし。。。本当に感謝です。 
資料より
 結城紬(ゆうきつむぎ)とは、茨城県・栃木県を主な生産の場とする絹織物。
 単に結城ともいう。国の重要無形文化財(指定要件は後述)。
 近現代の技術革新による細かい縞・絣を特色とした最高級品が主流である。
 元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
 現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
 1974年にNHK朝の連続テレビ小説の『鳩子の海』で結城市が有名になった。

  11月1日(火)    宇都宮    最高気温20.7℃    
 今日は着つけ教室の日。
 着せ方(自分が着るのではなく、着せてあげる着つけ)を習い始めて1年位になる。
 始めは紬などの滑らない着せやすい普段着の着物から始まって、
 次に絹の着物の垂れ物になり、今は振り袖の着せ方を習っている。
 絹の着物はどうしても垂れてしまい思うように着せてあげる事が出来ないのだが、
 振り袖は長い袖なので、よけい重くなり難しいのだ。
 まず、伊達襟の付け方を習った。 そしてジャンケンをして着せ合う相手を決める。
 今日は私とT見さん。 SさんとT田さんの組み合わせになった。
 Sさんは、私より8カ月位後に入ったのに、もうほとんど追いついた感じなのだが、
 少し遅れていて今は垂れ物の着せ方を習っている。
 それで今日はSさんは振り袖を着せてもらう方にT田さんは垂れ物の着物を
 Sさんに着せてもらう事になった。
 教室には2枚の振袖が用意してあるのだが、今日は孔雀の柄の可愛い振袖を着る事に。。
 この年になって振り袖を着る事が出来たと少しウキウキ気分。(笑)
 黒柳徹子さんは、私より年齢が上でも振り袖を着ているよ。 独身だから
 着る事が出来るんだねと、皆で話した。 さすが、とっても似合っているよね。
 せっかく振り袖を着せてもらったから写真を撮ろうと3人の振り袖姿を写した。
 T田さんの訪問着姿を写真に撮れば良かったと後悔したが後の祭り。
 この次のお教室の時に、T田さんの振り袖姿を忘れないように写そうと思った。
 次は帯結びに入るのだが、ふくら雀や文庫結びなどの華やかな帯結びは
 難しそうだけど、ちょっと楽しみでもある。


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